【セルフカラーって大丈夫?】白髪染めやヘアカラーのことを少し掘り下げて考えてみましょう!

唐突ですが白髪ってすごく気になりませんか?

染めても2週間ぐらいで根元の伸びてきた白髪が目立つ・・・

よくお聞きするお話です。

サーカスでも毎月、白髪を染めに来られる方が多いのですが、実は「1ヶ月待てない!」なんてお客様も多いのが実情です。

そこで次回の美容室に行くまでの間によく利用されているのが「ホームカラー」。いわゆるセルフカラーで、自分でドラッグストアなどでカラー剤を買って自分で染める・・という方法ですね。

種類も昔に比べると豊富で、

・マニキュアタイプ

・トリートメントタイプ

・1剤2剤混合タイプ

・マスカラタイプ

・シャンプータイプ

など、様々なホームカラー剤が販売されていますよね。

低価で気軽にできるので使っている人も多いのですが、気をつけないといけないことがあるってご存知ですか?

気軽に使い続けて知らず知らずに頭皮のダメージが蓄積し、気がついたら薄毛に・・・。

そんなリスクもあることを理解して使うことが大事です。

【セルフカラーで使わない方がいいタイプ】

先ほど色々な種類があると書きましたが、中でも使わない方がいいタイプが「1剤2剤混合」タイプです。

1剤に含まれるアルカリ剤と2剤に含まれる過酸化水素が混じり合うとことで活性酸素が発生し、髪を新たに生み出す毛母細胞を破壊してしまうからです。

この毛母細胞ですが年齢を重ねるほどに徐々に減少し、新しく髪が生える本数が減る(減毛)恐れがあります(個人差はあります)

10代、20代ですとまだたっぷりありますのでさほど影響は感じませんが、40代以降になりますとかなり減少してしまいます。

これが白髪染めやカラーをすると髪が薄くなると言われることに関係しています。

しかし、40代はほとんどの人が白髪があります。

そうなると白髪染め(カラー)をする頻度も増えます。

そうすると・・・・・なんとなく想像できますよね…。

「セルフ(ホーム)カラー」はこれらのことを一切考えずに染めてるってことです・・・・。

【美容師ならではの技術があります!!】

髪が少なくなるのはイヤだけど白髪が気になる・・・そんな人にサーカスが提案したい方法としては、

①カラー剤自体を負担の少ないタイプに変える(そのかわり色味や明るさは選べない)

②頭皮に付かないようにカラーを塗る

この二つの方法がおすすめです。

「①カラー剤自体を変える」は簡単に言いますとヘアマニキュアや植物系カラーに変えるということです。こちらのタイプは2剤の過酸化水素を使用しないタイプが多いので頭皮や髪への負担をほぼ抑えることができます。しかし、2剤がないので髪を脱色する効果がなく、地毛を明るくすることや色味を鮮やかに発色させることができないのがデメリットとなります。

「②頭皮に付かないようにカラーを塗る」は一般の人がやるには難易度が高めです。私ども美容師なら誰もができる髪の根本1ミリぐらい浮かせる塗布技術です。この方法ですと1剤2剤混合タイプを使用しても頭皮自体に付かないので安心して好きなお色味を楽しみことができます。デメリットとして考えられるのは「白髪が早く目立ってくる感じがする」ということ。

肉眼では根本1ミリが染まってないことはほぼ分かりませんが、白髪など伸びたら目立ちやすい場合ですと、いつもより早く感じます。

【自分で染めるメリットとデメリット】

私どもはセルフカラーを決して否定はしませんし、使わないで欲しいとお声掛けも強くはしません。特に現代人は仕事にプライベートと忙しい方が多いのでなかなかご来店いただく時間が作りづらいことも重々承知しています。ですがリスクはしっかりお伝えさせていただいてます。

たまに使う分には全然気にしません!

ただ、「毎月1〜2回使ってる」「1年以上セルフカラーしてる」なんていう人は注意が必要です。

「私は昔から髪も太いし、毛量も多いから大丈夫!」なんて人も薄毛になってしまし、サーカスにお悩み相談に来られる方も多いのも現実です。

【いつでもご相談ください】

毎月している白髪染めやカラーの方法が心配という方はお気軽にご相談ください。

サーカスで取り扱っている各種カラー剤などの説明や塗り方のご提案など、気になることはどしどしご質問くださいね。。

最後まで御覧いただき、ありがとうございます!

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