・今では当たり前になったヘアカラー
髪を明るくしたり、色味を変えたりで様々なイメージチェンジができたり、肌色血色をよく見せたりと、ヘアスタイルを楽しむ上では欠かせなくなりましたよね。
そこで気をつけておきたいのが「ヘアカラーの続け方」です。
ヘアカラーは薬剤の特性上、ダメージや褪色(色が落ちること)、頭皮への影響、アレルギー問題など、様々なトラブルにもつながる恐れがあります。
では普段から美容室で染めていて、こんなことは気になりませんか?
- 頭皮がしみる
- 髪の自毛がどんどん明るくなってくる(オレンジっぽくなる)
- 髪が細くなってきた
- 髪の量が減ってきた
- カラー後、翌日に痒くなる
これらは実際にお客様からよくお聞きすることです。
・よく見かけるオレンジ褪色してしまった髪
今回取り上げたいのは「髪の自毛がどんどん明るくなる(オレンジっぽくなる)について、お伝えしていこうと思います。
ヘアカラーは発色する原理として①脱色、②染色の順番で髪が染まっていきます。
これはどの明るさ(ダークブラウンや明るめのブラウンなど)のカラー剤でも起こる作用です。
6トーン(ダークブラウンぐらい)や10トーン(明るめに茶色、茶髪など)でも同じように必要なトーンに染まるために必要なだけ脱色作用が起こり、染める前の自毛の色素(もともと持っている髪の色素)を削っていくので、繰り返し染めていると常に脱色していることになります。
結果、3〜4回繰り返し染めていると「髪の自毛」の色素が減り、褪色後には染める前より明るい状態になってしまいます・・・。
そうなってくると、「髪がパサつく」「色持ちが悪い」「手触りがガサガサ」「濡らすと絡まりやすい」など、髪のダメージが蓄積してしまいます。
思い当たる方も多いのではなしでしょうか?
・ヘアカラーをキレイに維持するポイント
当店ではダメージを受けやすい毛先まで染めるタイミングをずらすことをオススメしています。
例えば、
①8月に毛先まで好きなお色味でヘアカラーする→②2ヶ月後の10月は根元(伸びてきた部分)のみ染める→③4ヶ月後の12月も同じく根元のみ染める→④6ヶ月後の2月は毛先まで染める
このようにヘアカラーをするタイミングの間に「根元染め」を挟むことにより、毛先の負担を減らすことができます。毎回脱色することもありませんので数ヶ月経っても自毛がそこまで明るくなりすぎることもありません。
単純な方法ですが、ダメージを抑え、ツヤ感を損なわずにキレイな髪色をキープできるのでオススメです。
カラーを定期的にされてる方、いつも褪色して明るくなりすぎる方など、いつでもご相談ください。当店のDr.カラーは褪色を抑えられ、ツヤカラーに仕上がるので大変好評をいただいております。
まずはお試しください♪
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